避難所ボランティアの方から
2011-07-27
わたしは避難所にボランティアとして行ったとき
福島から避難してきたある親子と出会いました。
一歳ちょっとの男の子と、20歳くらいのお母さんでした。
その親子は、福島から家族で避難したけれどその避難所にはオムツなどがなく、子どものために二人だけで新潟の避難所にきたのだと話してくれました。
お母さんはわたしと変わらないくらいの年…。お母さんの服は毎日同じなのに、こどものヨダレかけや服は毎日新しい…。
誰も知り合いがいない中でまだしゃべれないこどもと二人きり…。
お母さんの気持ちを想像するととても胸が痛みました。
今でもこの親子がどうしているのか気にかかっています。
わたしにはつらさを想像することしかできません。
だけど、あんなにこどもを思っているお母さんとあの赤ちゃんが
安全で安心できる生活をおくることができるようにこころから祈っています。