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新潟の避難所ボランティアの方から

2011-08-19

私は新潟市に住む大学生です。
春休みに新潟市にある避難所のボランティアに参加させていただきました。
そこで「おうちから原発が見えるんだよー」と教えてくれた子や、「おうちで一緒に住んでたねこちゃん、今は違うおうちにいるんだー」と話してくれた子など、たくさんの子どもたちと出会いました。その子どもたちは、みんな笑顔だったけれど、その笑顔の裏にはひとりでは抱えきれないつらさや悲しさ、寂しさが隠れているのだと感じました。
しかし、みんなで一緒にドッヂボールをして思いっきり体を動かしたり、けん玉で遊んだりしたことが、少しでもその子どもたちの心の支えになっていればと思っています。
そして、その子どもたちだけでなく、遊ぶ場所がなく今も苦しんでいる子どもたちみんなに、早く外に出て思いっきり遊べる場所が戻ってくることを祈っています。

 

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